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タイムカプセルを埋めるコツは?

水没と紛失にご注意下さい。

 
水没事故の原因は、内部の結露と気圧の変化による収縮膨張作用によるものです。

これを防ぐためには、収納物をドライヤー等で十分に湿気を飛ばし、乾燥剤や脱酸素剤を入れ、ビニール等に包みこむことです。
また、カプセル自体を腐食に強いポリ袋に何重にも包んでからビニールテープでしっかり止めます。包んだカプセル自体を、更に別の容器に入れてから埋めれば効果的です。
埋める場所は、長い年月を通して変化がない場所で、なるべく地中深い所に埋めましょう。温度変化が最もタイムカプセルにとって害になるので、地中に水が流れていたり、季節によって洪水や熱波に見舞われる場所は不適切です。

■タイムカプセルに収納する内容物について

タイムカプセルに入れる紙はどんな紙がいいのですか?

紙には、大きく「酸性紙」と「中性紙」があります。
一般に、従来は比較的安価で品質が安定している酸性紙が主流を占めてきました。
しかし、この酸性紙が紙の酸化が進む現象で、退色が目立つという性質があり、長期保存には不向きであることが近年問題となってきました。
 そこで、白色度が高く、長期保存に適した中性紙が作られるようになりました。
通常の空気中に限らず、タイムカプセルで埋める際でも、よりよい状態で残すことをご希望であれば中性紙の紙をお勧めします。
 また、紙自体が中性でも、包装紙などの資料に接している紙や他の素材から発生する化学物質が移行したり、空気中の化学物質からも劣化する場合もあります。
 保存対象資料が酸性紙の場合、接している中性紙に酸性紙の酸が移行するよう、資料を中性紙の封筒やフォルダに入れて保管します。
保存容器との間に1枚、中性紙を挟むだけでも効果があるといわれています。
 もしくは、中性紙に複写等したものを残すことをおすすめします。(例:新聞等)

中性紙か酸性紙かを見分けるには?

<方法その1>
文具・紙メーカーによりけりですが、表示がなされております。

<方法その2>
紙を燃やして黒い炭化物ができるのは酸性紙で、白い灰になるのは中性紙です。酸性紙は硫酸イオンがあるので繊維が炭化します。

<方法その3>
食酢に紙の小片を入れて割箸などで沈めると、中性紙はごく小さな泡がポツリ、ポツリと発生します。

(備考)
・作文原稿用紙は一般普及の低価格タイプものは、およそ中性紙ではありません。
(メーカーによりけりですが、高級タイプとして中性紙のものを出しています)
・封筒に関して、一般のクラフト封筒等は中性紙ではありません。
・画用紙も、中性紙のものを選んだほうがよいでしょう。

手紙等を入れたいのですが、鉛筆とペンどちらで書くのがよいでしょう?

高湿度状態になった時を考えますと、鉛筆をおすすめいたします。
紙にボールペン・サインペン・水性ペンで書いたものを洗濯等で水にぬらすと、文字が流れ・ぶじり・消えることがありますが、鉛筆で書いたものは、しっかり流れず残っています。

写真を入れようと考えてますが、失敗しない方法はありますか?

写真は、地上に放置しただけでも時が経つと、程度の差はあれ、色が褪せたり、黄ばんだりします。また、何枚か重ねて置いていた場合でも、湿度の関係で、くっついたりします。前述でも述べましたが、紙箱(酸性紙のもの)に入れるのは、おすすめできません。
 地上と同様、タイムカプセルに入れる際も、欲を言えば、ラミネート加工、そこまでしなくても、ポケットアルバム等に入れて外気と直接触れないようにしておくのがおすすめです。
また、写真自体は退色しにくい長期保存用プリントをお勧めします。
 ちなみに、カラー写真よりモノクロ写真の方がより長期保存に向いております。
モノクロ写真の「画像」は黒化した「金属銀(Ag)」です。銀が保存に強いのは皆さんご存知と思いますが、ベースの紙や表面のゼラチンがもつ限り「画像が消える」ということはありません。
ところが、カラー画像は「色素」でできてます。これは紫外線や熱、ガスなどで化学変化を起こし、いったん分子が壊れると「色」が消えてしまいます。時間と共に「薄くなる」ことはあっても、元に戻せるものじゃないんですね。(また、ネガはさらに長期保存に向きません)

ビデオテープ・カセットテープ・MD・CD類を入れたいのですが・・・

各種メディアは、温度・湿度・静電気に弱いです。データ破損の可能性はないとは言えません。
特に、磁気テープ類は非常に弱く、理想的な環境は温度15〜27℃、湿度40〜60%の状態です。
ちょっと管理を怠ると、すぐカビが生えてしまいます。また、埃・磁気にも弱いです。
長期保管するときには、一番最初の巻き戻しの状態にしなければなりません。
テープを長いこと巻きっぱなしにしておくと、温度湿度による膨張、収縮でゆがみがおきていることがあります。
1年に1度は早送り、巻き戻しをして、温度湿度また樹脂材料から発生するわずかの物質によってテープの接着するようのないように、管理することが必要です。・・・と、各メディアメーカーさんも推奨しております。
 以上からも、テープ類は、長期保存をするには大変難しいモノであります。
何年後かに再生できるか不確実な要素がございますが、入れてみるのもよいでしょう。
また、最近の情報技術の進歩は加速度的に目覚しいものがあるので、数年後のカプセル開封時に、そのメディアを再生できる機械が残っているかどうかも考慮してください。


どこに、どのくらい深く埋めればよいのでしょう?

塩分、水分の少なく、水はけがよい場所に、地中深い所に埋めることをおすすめします。深ければ深いほどよいですが、最低1メートル程度をお勧めします
(温度変化が少なく、保存状態がよくなります。)
また、埋設した場所が後にわかるよう目印(杭・表示等)を示しておくことをお忘れなく。
尚、本製品は水中では使用できません。
地中においても、過度の重圧には耐えられませんので、ご注意を願います。
Q 土中に埋める際、何年くらいもつのでしょう?
A 土中に埋める際は、環境によっても違ってきますので、あくまで想定でしか言えませんが、20年以内での堀り起こしをお薦めします。

タイムカプセルの中に入れてはいけないものはありますか?

収納しない方がよいものをいくつかあげますと、火薬類(花火/マッチ)、圧縮されたガス(ガスライター、カセットコンロガス)、固形燃料やガソリン、シンナー、ベンジン等、乾電池や蓄電池、水分を多く含んだもの・・・etc。

 
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